サイエンスホームの家は寒い?気密性能とC値について

みなさんは「高気密」という言葉を聞いたことがありますか?

北陸地方でお家を考えておられる方なら、家の性能としての「高気密・高断熱」を重視されると思います。本日は、先日行ったサイエンスホームで建築中の店長宅(富山県)での気密測定の様子をご紹介したいと思います。

よく「高気密住宅」と言いますが、これは実際に家の中の空気を外に出して、室内と屋外の圧力差を測定し、その数値が「高気密」の範囲に位置するかどうかで判断しています。どうやって測定するかと言いますと…

① まず、お家にある穴という穴を塞ぎます。

洗面台も…

パントリーの床下点検口も…

トイレも!

 

② そして、家の中の空気を外に排出します。

 

③室内と屋外の圧力差を測って、気密性を測定。

 

機密性能はc値という値で表しますが、測定の結果、店長宅の c値は0.6cm²/m²代 でした。そして、一般的にc値が1.0以下であれば高気密住宅であると言われています。(数値が小さいほどより高気密)

店長宅はサイエンスホームの標準仕様で建築していますが、c値が1.0以下になっています。つまり 「サイエンスホームの通常施工でも十分高気密なお家を建てることができる」 と言うことが分かります。他のハウスメーカーでこれよりも低い数値を謳っているものもありますが、例えば「サッシをより高気密に対応したものに変える」などの対応で、数値をより小さく(0.3~0.4周辺)することが出来ます。「木のお家を建てたいけど、気密性が心配」という方も、柔軟に対応いたしますのでお気軽にご相談くださいね。

※ 追記:2023年7月現在
直近、サイエンスホーム高岡店でお家を建てられたお客様邸でC値を測定したところ
C値=0.27c㎡という数値でした。
気密性能や、断熱性能が気になるお客様も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

店長は実際にこのお家で昨年の富山の冬を過ごしております。エアコンは吹き抜けの天井近くに1台と、1階のリビングに合計2台取り付けてありますが、普段はリビングのエアコンを弱風で24時間稼働させて生活していたそうです。特に寒い日などは2台稼働させたそうですが、基本的には1台を弱風で24時間稼働で大丈夫だったそうです。(電気代もそんなにかからなかったそうですが、特にこれからは電気代が心配ですよね。今年の冬に計測してデータが取れたらまたご紹介しようと思います!)吹き抜けに洗濯物を干すとすぐに乾きますし、加湿にもなるとオススメしておりました。

 

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